PINTAIKO

Concept

1/1,000の称号 ― Pintaiko

深い歴史を紡ぐ味、それが「Pintaiko」です。
福岡の豊かな大地から生まれ、世界へとその名を馳せるこの逸品は、ただの明太子ではありません。

「ピンキリ」という言葉が示す通り、品質が最高(ピン)から最低(キリ)までとされる中で、最高峰「ピン」のみを追求し、1/1,000の確率で選ばれる明太子のみがpin mentaiko、つまり「pintaiko」の称号を冠するのです。

明太子の起源は、数千年前の中国北東部、遼寧省にさかのぼります。
この地で発展した鱈の卵の保存技術は、シルクロードを通じて中央アジアやヨーロッパへと広がりました。この技術は8世紀の奈良時代に日本に伝わり、平安時代にはさらに洗練され、宮廷文化の一部として栄えました。

『枕草子』をはじめとする古文書には、鱈の卵を珍重する日本の貴族の様子が記されており、渤海からの使節団によって持ち込まれたこの保存食技術は、日本の食文化を根本から変える革命となりました。

福岡県の博多地方は、この古代技術がさらに進化を遂げた地として知られています。

博多は、中国大陸との活発な交流があり、地理的にも温暖な気候と豊富な海産物に恵まれています。

この理想的な環境が、新鮮な鱈の卵を用いた独自の明太子製法の発展に絶好の条件を提供しているのです。

「Pintaiko」の製法は、ただの料理法を超え、古代シルクロードと日本独自の地形から受け継がれた豊かな自然資源を結集した旅そのものです。

この明太子の裏には、鱈の卵を保存する技術が発展した古代シルクロードの歴史があります。
そして、それぞれの地域から最も繊細で香り高いスパイスを積極的に探求し、選定しています。

このスパイス探求の旅は、各地で古来から伝わるブレンド技術を学び取り入れることで、「Pintaiko」の製法に現代の感覚を融合させています。
中国・四川省の特有の花椒(ホアジャオ)はその痺れるような独特の麻味と香りで知られ、これが「Pintaiko」にピリッとした刺激と深い香りを加えています。トルコ・イスタンブール特産のアレッポペッパーは、その微妙なフルーティーさと適度な辛味が「Pintaiko」に深い香りの層を加えています。